ヒラマサみくり結ばれる

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津崎家の外。みくりのモノローグ。ヒラマサは、ずっと、みくりに、感謝とリスペクト、していた。それは、雇用関係だから？だろうか。もし、一線を超えたら？どうなるんだろう？津崎家。みくりと津崎。お酒を勧める、みくり。アイス、ワイン。これを森山みくり（新垣結衣さん）から聞いた津崎平匡（星野源さん）は一安心して朝食をみくりは風見のような相手だったら自分なりに納得できると言うと、さらりとみくりを抱きしめる風見。そして、「今の彼は、本当は彼氏ですらないの。結婚してるけど籍も入れてないし。あとキスされた。一度だけ」と言うみくりに「妄想？」と答える安恵。平匡は百合ちゃんにみくりにどんな誕生日プレゼントを送ったか聴きだすと「何もしなかったとか？」と鋭いツッコミ。そして、みくりは玄関にへたり込み「好きの嵐が…… 私の中の平匡さん旋風が……」と呟いたと思ったら、平匡が発した言葉の感動ランキングをベストテン形式で発表。「ドキドキします？」と尋ねる風見に「ふふ。遊ばないでください。どいてください」と笑顔で返されちゃいます。そして平匡は「無理です。僕には。そういうことがしたいんじゃないんです。すいません。無理です」と。だから、みくりの期待していることが理解できないし、パニックになるだけで理解しようという考えすら思い浮かばない。なんとも色気のないプレゼントですが、雇用主としてのボーナスだそうで。でも、確実に相手の体温が感じられる空間にみくりは少し満足した様子。そこに日野も現れ、沼田の分析を行いますが、「沼田という生き物」だという結論に。みくりは「自分のしたい仕事は狭い世界でもいいから人との繋がりで成り立つ何か」だと。みくりは安恵（真野恵里菜さん）の実家でちょっと愚痴を言うと、安恵も同じように愚痴を。多分、平匡とみくりには、大勢の視聴者が住んでいる世界とは違う景色が見えているのだと思います。しかし、周りの人たちは「あなたたちは間違っている」としか言わず、みくりは自分を周りに合わせる道を選び、平匡は周りに振り回されない道を選んだ。反省メッセージを送る平匡に「スキンシップの延長としてありじゃないかと」と返信するみくり。速攻で寝室に向かった平匡にメッセージを送ると、平匡はメッセージを確認するのにとまどいつつ、勇気を出してみてみると「賞与ありがとうございました」の一文に安心しますが、「どうして私にキスしたんですか？」と書かれているのを見て大慌て。みくりは猫をかぶっていたと告白しますが、風見はそんなみくりも素敵だと。みくりは「うれしかったのにな」と心の中で呟きますが、その言葉は誰にも届かず。平匡は部屋で「キスするタイミング」を検索しますが、２０の注意点というキーワードに唖然。「しょうがないな」という表情で手を広げるみくりに、「失礼します」とビビりながらハグをする平匡。う〜ん、次回予告で平匡が風見に「あなたと僕は根本的に違うんです」というシーンがありますが、それがどういう意味かわからないと、このドラマの本質は見えてこないんじゃないかな？って気がしています。そして、平匡はベランダから見送るみくりに笑顔で手を振り、主題歌も流れて最高のエンディング？みたいになりますが、軽トラにひかれそうになって雰囲気台無し。そこに「はとバス」ならぬ「JYUSHIMATSU BUS」（Yいらないでしょ？）が到着し、バスガイド姿のみくりが登場。柚はこういった日本人特有の人間関係が嫌いだと言いつつ、アメリカも嫌いって意味深な発言を。どうやら柚は帰国子女で、どっちの国でも中途半端な立場でいじめられていたことを告白。そんなことつゆ知らずな百合ちゃんは「先に言ってよ。やる気のない若者かと思った」と言いますが「そういうことを言い訳にしたくない」と言う気丈な柚。「今日は定時で帰ります」という平匡に「待ってます」と笑顔で答えるみくり。世間では「むずキュン」という言葉が流行っているそうですが、そこじゃないと思うのです。大勢の視聴者から見たら奇妙で、信じられないルールが存在する世界です。百合ちゃんは梅原（成田凌さん）と柚（山雅琴子さん）と打ち合わせ中。なんだか、みくりの話を聞いていると、平匡に「好き」と言って欲しいかのような。「素敵ですね」と声をかける梅原に、セクハラ疑惑が再燃するからと注意を促す百合ちゃんですが、柚は「要するに暇なんですよ」と噂話をする人たちにドストレートな批判を。みくりの解説では、先週は突然キスをして来た平匡は「すみません」と言ったきり、口をきかないどころか寝たふり。みくりは「一ヶ月も過ぎてからなぜ？これはキスの慰謝料？」と、これまたこじらせ思考。平匡も「決めつけられるのは嫌だ」と言ってましたが、周りの人に色々と言われてきたのでしょう。平匡も自分にはできないとあきらめかけているけれど、本当は人と繋がっていたいと思っているはず。百合ちゃんはそんな柚を見てかわいいと思ったと、みくりに伝えます。そして、二人はパジャマ姿でハグをして「おやすみなさい」と恥ずかしそうに笑顔でお別れ。旅館で味わった味噌汁に影響され、本格的に出汁をとったそうです。そんな平匡ですが、トイレの個室で先週のことを思い出し「愛おしくて」と心の中で呟くと、「うわあ！」と大声を出しつつ、冷静な表情で個室から出てくるのでした。でも、稼げればいいってことじゃなくて、好意を持って繋がっていたいと。そこに現れた沼田（古田新太さん）は津崎と風見ができていると思ったので、この発言を聞いて大混乱。そして時間は刻々と過ぎていき、いつの間にか日付が変わってしまい、これにはみくりも我慢できずに寝ようとしたところ、平匡から「雇用主として不適切な行為でした」と謝罪の言葉。これを聞いた平匡は咽せ返り、相撲取りのような声で「美味しいです」と言うのが精一杯。風見に「一線を超えたんですか？」と質問されますが、「超えるどころか踏み外しました」と何気なく答えちゃうみくり。「いいですよ、私は。平匡さんとなら、そういうこと…… しても」と言うみくり。でも、平匡も「できただろうか？今まで通り何もなかったように。どうかこのまま、この生活を１日でも長く」と祈るのでした。その沼田は若手社員の後を追いかけ「買収」というキーワードにたどり着きます。暗い部屋、そーっと寝室に入ろうとする平匡ですが、みくりに電気を点けられます。それを見たみくりは、平匡をぎゅっと抱きしめ、平匡も抱きしめます。「かわいい〜以前から可愛いと思っていたが、最近はもうとてつもなくかわいいと思い始めている。認めざるを得ない、これはもう……」と本心を吐露します。みくりが言っていた「人との繋がりで成り立つ何か」という言葉も重要だと思います。「これからもよろしくお願いします」と書かれたメッセージを見たみくり。この二人、うまくいってないような会話を繰り広げますが、ラブコメでは必ず結ばれる的な雰囲気。日野が奥様の誕生日プレゼントの話をしたところ、平匡はみくりの誕生日を一ヶ月も忘れていたと。みくりは「キスの話か？」と期待しますが「誕生日でしたよね？」と言われ、ちょっとしょんぼり。みくりの両親に電話をかける平匡はみくりの父（宇梶剛志さん）と母（富田靖子さん）に電話しますが、ご両親はみくりの好きなものは「ペロ」という犬としか答えず、全く役に立ちません。そして緊張した面持ちでみくりを見つめると、そっと手を重ねます。遅くなるという平匡にですが、「今日、火曜日ですよね」と振り返り、みくりをギュッと抱きしめます。すると、みくりは「リフォームしたら？野菜のジャムを売るとか？」と提案しますが、安恵は「そういうのウザい」と一刀両断。この態度を見たみくりは「ひどい。仕方なさそうに、ぞんざいに、キスを……後悔しているみたいに。なかったなんて……思えるわけないのに」と悲しそう。「プロの独身とは発展しない。発展させない」らしいのですが、家に帰るのは嬉しい平匡。日野にバレないように「（みくりのことは）好みの女性なんですが、一筋縄ではいかない」と平匡に牽制球。これには日野もなんとかしないといけないといいますが、平匡は何もしない夫婦だと反論します。でも、平匡は「調子に乗ってキスしてしまった」とは言えずに、「なかったことにしてもらえませんか」と付け加えようとしたところに、みくりから「謝らなくていいですから」とのメッセージが。本屋に立ち寄った平匡は数字のパズルを購入し、シャノアール的なカフェで時間を潰しつつ、みくりが退職しないように対策を立てているようです。「こんなに好きになって大丈夫？」と心配するものの、「今は素直に喜ぼう」とにんまり。風見が羨ましいといいつつも、「遊びだと思われる」となんだか余裕のある発言。それを否定することで自己を守ってきた故に、誰とも結びつくことがなかった。みくりは立ち上がり「私こそすいませんでした。忘れてください」と平静を装い、グラスをシンクに置きますが、その手は震えて……「さすがにこの歳になったらキスくらいしたことあります」と言えるってのが、唯一の対抗策ってのがなんとも。「待っててください」と言ったはいいが、玄関を出た瞬間にへたり込む平匡。平匡は日野（藤井隆さん）に「僕には一生必要のないもの」とマムシドリンクを返却します「何が正解かわからない」と呟くみくりは「二回目もお待ちしています」と書かれた一文を消し「こちらこそよろしくです」と仕方なく返すのでした。みくりは平匡にに「平匡さんと仕事ができて感謝しています。それだけでなはく…… 」と口ごもってしまいますでも、みくりは「一線を超えたらどうなるんだろう？」と不安混じり。