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【映画の意味を理解するんじゃなくて、自分にとっての意味を付ければいいと思った『アンダー・ザ・スキン 種の捕食』の話】 2015/04/09 2016/04/13 . 映像は真っ暗で展開も意味不明。台詞や説明が少なくとにかく難解。芸術性だ創造性がうんぬんて批評もあるけど俺は付いていけなかった。スカヨハ無駄脱ぎじゃね？ ー アンダー・ザ・スキン 種の捕食 Amazon: Prime Videoで観る > Amazon: Blu-rayで観る > 遠まわしにほかの事を意味しているようにも思える表現が、ポーターらしいといえるでしょう。 ＊＊＊＊＊ アイヴ・ガット・ユー・アンダー・マイ・スキン I've Got You Under My Skin 作詞：コール・ポーター 作曲：コール・ポーター 1936年 アンダーセクション インナーセニング イア・トゥ・イア ウイッグ ウエイト ウエットカット エクステンション エレベーション オーバーダイレクション オーバーセクション オン・ザ・スキン オンベース カットライン カットの道具 ガイド グラデーション 白いバンに乗った謎の女（スカーレット・ヨハンソン）は、その美しい容姿と妖艶なボディを利用し、男達を捕食するエイリアンだった・・・・私にとっての映画は『変人』と『尻』が出てくればそれだけで最高なんです。彼女は演技力も素晴らしいと思いますので、これで顔が好みであれば文句の付け所のない女優なんですが・・・惜しい。彼女が『エイリアン』なのか、それとも『美しい容貌に黒く醜い本性を持った女性』を表しているのか、それとも違った何かなのか・・・私のお脳ミソでは「こうかもしれないな・・・いや、こういう事も考えられるな・・・」といった感じでモヤモヤした形にしかなりませんが、少なくとも「エイリアンが男を騙して喰っちゃうぞ！」というだけの作品ではないというのは明らかですし、いろいろ考える余地が残されているというのは映画の醍醐味でもあります。そしてそういう映画になってくると、人によって解釈や考察が大きく異なってくるので・・・こういった場所で自らの感想を書くのが危険でもあります。実際には「普通にエロい流れになり、気づかないままに捕食されちゃった」という事柄を、ああいう形で表現しているのだと感じました。ムキになって否定したり、自分のブログやレビューサイトで「こんな事を言ってた人がいますが、それは違います」みたいな事を書きたがる人が多すぎます。印象的な「捕食」のシーンも、私はあの映像そのままの出来事があったとは思いませんでした。男の視線は謎の女の裸体にくぎ付けで、もう頭の中はヤる事しか考えてないような表情で服を脱ぎ棄て、追い続ける。しかし謎の女は決して距離を縮めさせる事はなく、一定の距離を保ったまま後ずさりを続け・・・少しづつ、気づかないままに男は沈んでいく。観るべきは映像そのままではなく、映像と演出で何を表現しているのか…になってきます。今の時代は多いじゃないですか、自分と違う見解の他人を受け入れられない人。たしかに人間の食べ物であるケーキを喰ったら吐いてしまいましたし…最後に明らかになる謎の女の正体は「名探偵コナンの犯人」のような真っ黒な存在でした（笑）たしかにこの映画のあらすじを書けといわれたら、それはもう困ってしまうところでしょう。ええ、私もこのあと書かなければならないので、非常に困っています（笑）本気でアレコレと考察を書けと言われたら、何文字あっても足りないくらいですが・・・まぁどうせいくら書いても、程度の低い事しか書けませんし（笑）どうせ考察したところで低レベルな戯言しか書けませんし、ココは本来バカみたいな感想を垂れ流すカオスなブログですから・・・小難しい事を書くのはもうやめましょう。なんでこの映画であの「あらすじ」になるんでしょう。私はU-Nextでの鑑賞でしたが、他の配信サービスを見てもやはり「そうじゃないだろ」的な紹介文になっています。そのくらい、この映画は全編にわたって「映像の裏にある何か」を感じさせる作りになっていますし。てなことを「あらすじ」として書かれている今作ですが、そんな映画じゃない気が・・・。スカーレット・ヨハンソンと言えば尻。すらっとした美しいボディラインではなく、ムッチムチの肉感が魅力です。しかし腫瘍がある彼は「一見醜く、排他的な表面」の下には「純粋に人と触れ合いたいという欲求」などが秘められていました。とにかく映像だけをそのまま受け取ってしまったら「ちょっと意味わからん」となる映画ですが、その裏に秘められているものを追っていったら「無限の考察」が待っている映画です。まるで泥沼のような映画です。とにかく作品全体が間延びしたというか・・・テンポが悪いというか・・・だらーりとした表現になるので、そういう映画だと気づくまでは違和感を感じます。お色気うっふんな雰囲気で男を誘い、大人の展開からのエイリアンがグギャーで血がぶしゃー！！ペロリごちそうさま。おそらく私以外にも「え？こういう映画だったの！？」という衝撃を受けた方は多くいるのではないでしょうか。それを感じ取ったからこそ謎の女は彼を捕食できず、鏡で自らの顔を見ながら自問し、ああいった行動に出たのではないかと思います。もしかしたら「捕食」という事すら、こちらが考えているような内容ではないのかもしれません。なんとも言えないマヌケな・・いえ、独特で精神を侵食してくるような音楽が流れ、男はヨハンソンの裸体に魅せられて追っていくものの・・・決してたどり着く事はできず、少しづつ沈んでいく。あれは「謎の女により家へ招き入れられ、その妖艶な魅力に欲情し、夢中になっているうちに徐々に取り込まれていく」という事を独特の映像表現で表しているのではないかな・・・と。それまでの男は「社交的で小綺麗な顔」の下には「下心や醜い欲望」が隠されていました。今回はちょっとなんとも言えない気分になる１本でしたので、次回は思いっきり突き抜けてバカな映画を観たいと思います。バランスをとるために（笑）私は他人と価値観がズレているのは重々承知の変人ですので、別に批判されるのも否定されるのもかまわないんですが、たまにすごく面倒くさい人がいるんですよね・・・。人によっては「映画」として見る事すらできないかもしれません。ものすごく人を選ぶ作品です。物語中盤、顔に腫瘍がある男のあたりで感じたのは、この映画タイトルでもある「アンダー・ザ・スキン」という言葉。ちょっと太るとと寸胴ボディになってしまう危険性も孕んでいますが・・・今作でのヨハンソンはわりとバランスの良いオールヌード披露してくれています。第一、あんな真っ暗で無限に広がっているような空間に入ったら「なんじゃここは！？」となってしまいます（笑） 舞台はスコットランド。女性の姿をしたエイリアンは美人な女性の体を乗っ取り、バンに乗り込み、道行く男性を次々と誘惑していく。彼女はセックスを餌に男たちを奇妙な液体の中に次々と沈めていく。 ちょっとだけ「地球に落ちてきた男」風。カルト味。言葉はあまり意味を持たず、イメージの連続。サイレント作品といっても問題無い。ラスト20分は台詞すら無いのだ。バイオリンの弦をひっかいたような音楽も雰囲気満点。 その分け方で言えば僕はまぎれもなく（解釈派）で、そのスタイルで観たほうが楽しめるタイプの映画だなぁと感じた一本がコチラ。冒頭で僕は解釈派であると宣言したので、ここからはネタバレ全開で僕なりの「解釈」をつけたいと思います。というわけで、すっかり“ホドロフ好きー”になった僕が観に行った映画はコチラ。 エ ...Copyright© 無人島キネマ・ブログ版 , 2020 All Rights Reserved.昨年12月の半ばくらいからですね、手帳だの仕事机だのデジタルガジェットだのの、構 ...怪談話が好きな僕にとっては、青木ヶ原・富士の樹海なんていったら、おなじみの地名で ...スカーレット・ヨハンソンがヌードに！ということで話題になった映画でしたけども、映画.comの平均評価は2.7、レビュー欄を見ると「抽象的」とか「意味がわからない」とかいった感想が批判的に書かれているのが多いようです。8月に入り、僕の行政書士事業も落ち着いてきた(残念ながら“安定してきた”という意 ...「読み解く派（読解派）」といえば、例えば映画評論家の町山智浩は、作り手の作風や経歴、時代背景や作り手本人へのインタビューなどを踏まえて、「作り手の意図」の正解を求めていくスタイルですよね。僕も序盤は思わせぶりな音楽(？)や、「どや！オシャレやろ！」と言いたげな映像が鼻についたりしましたが、トータルではなかなか良かったなと思いました。昨日はお取引様の懇親会にお呼ばれしまして、ご馳走を堪能したんですけども。 二次会 ...冒頭で涙がポロリとこぼれた女性が、人間であれエイリアンであれ、きっと同じようなよくある境遇の女だったと考えると、より「繰り返し感」が増して切ないです。