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コメント映像で届いている黒羽さんルキーニ美しいですね。怪しげで魅力的なルキーニになるのではないか?と期待しています!息子のフランツを愛しているからこそ厳しく、しかしそのため息子からは拒絶されてしまうゾフィーを熱演。声楽科出身の美しい歌声と、エリザベートへの溢れる想い。2020年も熱く魅力的なフランツ・ヨーゼフを観られる事でしょう♪ルドルフ役からトート役になる方はいましたが、東宝エリザベートでルキーニ役からトート役は初めてです。とてもドラマチックなルドルフで、2020年も公演を重ねていくことで変化していくのではないでしょうか。美声の持ち主なので、トートのソロナンバーはもちろん、シシィやルドルフとのデュエット曲も期待しています!幼少のころから舞台に立っているだけあって、お客さんを巻き込み、劇場の空気を変えるのがとても上手。軽やかで(良い意味で)下品で、目で追いたくなるルキーニです。2012年、2015年、2016年でエリザベートの息子ルドルフ役を演じた古川雄大さん。2019年にトート役へと大抜擢されました。エリザベートという作品は、「嫁に対する姑のいびり」と見える部分もありますが、そんなレベルの話にはしない絶対王者のような気高さが感じられます。以前ご本人談で、エリザベートの稽古中は憂鬱だったのに、舞台が始まった途端楽しくて仕方なかったとの事ですが、確かにここに井上トートあり!と言えるほどの存在感。エリザベートへの熱くほとばしる想い・・・しかし噛み合わない2人。2019年までルキーニを4年に渡り3度努めた山崎育三郎さんが新トートに!© 2020 カフェ・ド・ミュージカル All rights reserved.皇帝の母として決して妥協を許さない強さと冷酷さを持ちつつも、3人のゾフィーの中で一番「肉親」のつながりを感じる方で、フランツの母、シシィの叔母、ルドヴィカの姉という立場も伝わってくるゾフィーです。2015年、2016年、2019年の東宝エリザベートでのトート役に引き続き2020年でも同役で出演。ミュージカル俳優としては2000年東宝エリザベート初演時のルドルフ役としてデビュー。元宝塚の男役トップスター。宝塚時代のエリザベートでは皇太子ルドルフ役を演じています。東宝エリザベートのゾフィー役は2015年、2016年、2019年に引き続き4度目です。2012年にルドルフ役として出演。「レディ・ベス」のフェリペ王子役、「王家の紋章」のイズミル役と、ミヒャエル・クンツェ氏、シルヴェスター・リーヴァイ氏作品ではおなじみ。2019年フランツ・ヨーゼフ役としては初出演でした。第23回JUNON SUPERBOY CONTEST準グランプリ。ドラマ、映画、テレビ、舞台で活躍する黒羽麻璃央さん。誠実ではあるけれど、シシィの繊細さは理解できない夫、息子を理解できない頑固な父親・・・と不器用さが際立ち、それが実際のフランツ・ヨーゼフとも重なる演技も泣けます。2016年再演時にはトート役の井上芳雄さんに「日本エリザベート界のレジェンド」とまで紹介されていました。実際、そう言いたくなるほど素晴らしいと思います。2019年の公演では死と隣り合わせの迫力のある演技で、「トート(死)」という存在が身近にあったからこそ、それを反発することで生きる力を見つけてきたエリザベートのように感じました。今回山崎さんが初めて演じるトートはルキーニが生み出した幻想とも解釈できる存在なので、ルキーニを何度も演じトートの側にいた山崎さんの作り上げるトート像がどうなるか楽しみですね。2019年の公演では、初期の頃の帝国を強く憂う熱血青年から、公演を重ねるにつれてもろさや孤独感が増したルドルフへと変わっていったように感じました(個人の感想です)最期にみせる涼風ゾフィーの涙に感情移入した人も多かったはずです。2010年のエリザベートでルドルフ役を演じ、2015年、2016年、2019年のエリザベートではフランツ・ヨーゼフ役として出演。2019年、愛希れいかさんの東宝エリザも素晴らしいものでした。田代さんも美声ですが、佐藤さんも低音が素晴らしく響く美声の持ち主。包み込むような歌声はシシィへの愛情にも感じます。ルキーニ時代は、エリザベートへの突き刺すような冷たい視線とルキーニの弱さが、没落していくハプルブルク帝国の不安定さを象徴していくかのようでした。ミュージカル「テニスの王子様」でデビュー。その後も「ハイキュー」の影山飛雄役など、2.5次元ミュージカルの舞台に出演し、最近はさまざまな舞台やドラマで活躍。ミュージカル『ファントム』、ミュージカル『四月は君の嘘』にも出演予定。理想と現実の違いに気づいた時、三浦ルドルフは悲劇を迎えますが、その悲劇は決して彼が望んでいなかったものだったと強く伝わるルドルフでもありました。仮に難曲の「♪私だけに」を上手に歌ったとしても、「私は歌えるんだ!」と歌手としてのエゴが出てしまうと、舞台が台無しになってしまうと思うのですが、花總さんはお芝居あっての「歌」であって、難曲を歌いあげながらも、そこにいるのは間違いなく「エリザベート」と伝わるものでした。東宝版のエリザベートはエリザベートxトートの構図がはっきりした作品で、エリザベートの夫役のフランツ・ヨーゼフはどちらかというと大人しい存在です。しかしそんなイメージを覆したのが、田代万里生さんのフランツ・ヨーゼフ。公演を重ねるごとにボロボロになる田代さんのフランツ・ヨーゼフに今までにないほど共感し同情しました。「♪愛と死の輪舞」では、まさに運命の人に出会った闇のプリンス!シシィがバート・イシュルでフランツ・ヨーゼフに出会う前、すでにトートはシシィに出会ってるので、フランツ・ヨーゼフへの嫉妬心も強かったのでは?と思えるトートでした。そしてルキーニ役は5年ぶり2度目となる尾上松也さん、エリザベート初出演の上山竜治さん、黒羽麻璃央さんのトリプルキャストです。「♪最後のダンス」ではショーストップになりそうなほどの拍手で沸き、劇場の壁や天井から、井上トートの声の波動が押し寄せてくるように感じました。狂言回しでありながらも物語にとけこみ、舞台上の空間を支配してしまうほどの存在感。身体能力が高く、躍動感のあるルキーニがみられます注意)この記事では、個人的な感想が多く含まれ一部ネタバレがあります。東宝版では2015年、2016年、2019年に引き続き、ルドヴィカ/マダム・ヴォルフの二役を演じます。過去の公演では毒気とパンチのある娼館の女主人マダム・ヴォルフが印象的でした。エリザベートは「♪私だけに」のような伸びやかな高音が必要な曲もあり、これを地声のまま歌い上げるのはかなりの実力が必要です。さらに運動神経の良さから、トート閣下のナンバー『最後のダンス』では、見えない力に操られているように踊るシシィが見られて、このナンバーの楽しみが増えました。平方元基さんの過去の作品をみると非常に役に忠実で、相当研究されて役に挑んでいるのではないかと思うからです。公演ごとに全部印象が違う。2015年、2016年のルドルフ役に引き続き3度目の同役です。ジャニーズ事務所所属で父親は京本政樹さん。誰よりもハプスブルク家を大切にし、女であることを封じ込め、男であろうと必死だった女性のように見えました。2016年のルキーニ役に続いての出演です。2016年登場時には今までにないルキーニで、エリザベートが違う作品に見えると話題になりました。美の暴力であることは間違いありません。今から楽しみで仕方がないという方も全国にたくさんいる事でしょう。2019年に引き続きシシィの父親マックスとして2020年も出演。2019年の舞台では、シシィへのまなざしに父親の愛情や、(自由を愛する娘が宮廷へ嫁ぐ)不安など複雑な感情がひしひしと感じられました。マックス公としての舞台での登場回数は少ないものの、シシィとの精神的つながりが強いことがよくわかる役作りをされています。ゾフィー役は2016年が初舞台。昔と変わらない美しい姿に、そのままエリザベートを演じられるのでないかと話題になりましたが、2019年も変わらず美しいまま。ュージカル情報についてゆる~く更新しています。つぶやき少な目。カフェ☕️好きですが、日本茶が1番好きそれでいながら他の役者の邪魔になることなく、あくまでの舞台全体のバランスを考え緻密に計算されている事もわかります。元宝塚の男役トップスター。2008年の東宝エリザベートでは主役エリザベートを演じています。「モーツァルト!」のヴァルトシュテッテン男爵夫人、「マリー・アントワネット」のマリー・アントワネット役、「レディ・ベス」のキャット・アシュリー 役、「レベッカ」のダンヴァース夫人役と、ミヒャエル・クンツェ氏、シルヴェスター・リーヴァイ氏の作品の多数出演。圧倒的な存在感のある井上トートですが、公演する年によって役作りが少し異なるのも魅力です。また「世界から拒絶されたルキーニの孤独」を強く感じたのが育三郎さん。美声で歌唱力が高い方ですが、狂言回し役に重さを置いた役作りも見事でした。宝塚で娘役として活躍。1996年日本初演「エリザベート」のタイトルロールでエリザベート役を演じる。宝塚退団後、2015年2016年2019年東宝版のエリザベートで主演。エリザベートは2019年が初出演。観劇した方の口コミでも多かったのですが、父の皇帝フランツ・ヨーゼフに似た気質の王子。父も息子も頑固で真面目だから、ぶつかり合うし、お互いに折れない。残念で仕方ありません。舞台関係者さんの気持ちを思うと悲しくて仕方ありません。早くこの事態が収束しますように。木村ルドルフの悲劇は、父に性格が似ているのにシシィの影響で自由主義思想だったことでしょうか。もともと歌が抜群に上手な方ですが、年を重ねるごとにさらにパワーアップされています。艶やかな声の抜群の歌唱力の持ち主で、濃いキャラクターが多い本作の中でも威厳に満ちた存在感を放ちます。ハプスブルク大帝国の皇太后として、その役目を熟知しているまさにハプスブルク家唯一の「男」。その平方さんのフランツ。シィへの愛と皇帝の立場の間にたって悩み苦しむ様子が非常に人間的です。2015年~2019年までルキーニを演じていた山崎育三郎さんが新トートに!かといって没個性で埋もれることなく、演技力の高さがピカイチ。さらに歌唱力も相当なものです。母親から拒絶されながらも、無理やり笑顔を作り母の愛を請おうとする姿に、幼少期に彼がどれだけ理想の母親を心に描き心の支えにしていたのかと心が痛みました。トートは、井上芳雄さん、古川雄大さん、山崎育三郎さんのトリプルキャスト。2020年のエリザベートは、2000年東宝初演からちょうど20年を迎えます。2019年の舞台で、個人的に初キャスティングされた方たちの中で一番楽しみなのが平方さんでした。エリザベートが「光」だとしたら、トートは「闇」と、エリザベートあってのトートというのを強く感じた古川トート。2020年も引き続きどうエリザベートと対峙していくのか楽しみです。2019年に引き続きエルマー役を演じる植原卓也さん。2019年の舞台では年齢の演じ分け、ルドルフ逮捕時の無念な表情が非常に印象的でした。わたしは花總まりさんのミュージカルを何度か拝見していますが、一言でいえば天性の「お姫様」役者さんだと思っています。どんな役を演じても「品」を失わず、生まれながらの高貴な役がぴたりとはまる方。東宝版初の長髪ルキーニ…!と、ビジュアルだけではなくて、上山さんなら歌も演技もかなり期待ができるルキーニのはず。『レ・ミゼラブル』で革命家リーダー・アンジョルラス、『るろうに剣心』で武田観柳などを演じてきた方です。2019年公演に引き続きルドルフ役2度目。東宝ミュージカル「1789 -バスティーユの恋人たち-」のロベスピエー「ロミオ&ジュリエット」のベンヴォーリオ役などに出演。2019年は『ラヴズ・レイバーズ・ロスト – 恋の骨折り損 -』の ファーディナンド役、『メアリ・スチュアート』のサー・エドワード・モーティマー 役と続きます。2020年東宝エリザベートのキャストが制作発表と同時に発表されました✨シシィへの叱責も単に追いつめるのではなく、田舎育ちの姪には注意をしなければ、と親心のような愛情も感じられました。シシィの辛さをよく理解している皇帝で、でも応えられない事がわかっている。毎回「♪夜のボート」では涙腺崩壊でした。個人的にも成河さんの視線の向け方、手の動かし方、表情の作り方….その一つ一つによって、ストーリーの意味の重要性が伝わってくるなど、今までにない視点の気づきを得られました。芸大出身の確かな歌唱力に加え、まさに闇の帝王といえる堂々としたトート。宝塚時代と同じエリザベート役とはいえ、宝塚の娘役の発声は裏声※で、東宝版ミュージカルは地声で高音を出します。※ミュージカルでは表現方法として部分的に裏声を使うことがあっても基本的には使いません。2019年の古川トートは非常に感情豊か。激しく恋に落ちたり時に美しい目にキラリと光るものがみえたりと、今までにないトート像でした。他のルドルフに比べると、トートが近寄る隙がなさそうなのに、母の拒絶で崩れた時にトートに隙を与えてしまう。歌舞伎俳優。父は六代目尾上松助。5歳のとき二代目尾上松也として『伽羅先代萩』の鶴千代役で初舞台。歌舞伎以外では、『エリザベート』、『狸御殿』、新感線☆RS『メタルマクベス』discなどに出演。宝塚出身。宝塚時代「エリザベート」で皇太后のゾフィー役で出演経験あり。トートとのデュエット「♪闇が広がる」は木村ルドルフの心の動きが丁寧に表現されて、とても見ごたのあるものでした。シシィ幼少時代にバイエルの山を自由に過ごしてきた事を彷彿させる、野性味あふれ生命力の強いシシィ。ウィーンの宮廷なんて窮屈で、バイエルンやハンガリーがなじみ、「自由なくしては生きられない」シシィ像が強く伝わってきます。発声方法が異なるので、東宝版に合わせた練習をしておかないと同じ曲でも難しいんですね。ご本人も演りたかった役との事で、上山ルキーニがみせてくれる世界観が楽しみ!私は黒羽麻璃央さんの舞台をロミジュリのマキューシオしか拝見していないのですが、動きがとても軽やか、そしてヤンチャで小悪魔な雰囲気を感じました。年齢からルドルフ役でもおかしくないと思うのですが、その雰囲気を買われてのルキーニ役なのかな?と思います。元宝塚の男役トップスター。2015年の東宝エリザベートで香寿たつきさんとゾフィー役をダブルキャスト。2016年のエリザベートには出演していません。2019年のトートでは以前と比べて演技は抑えたものに。それが逆に内に秘めるエネルギーが大きく、まさに黄泉の世界の全てを司る帝王といえるものでした。エリザベート役は2019年に引き続き、花總まりさん、愛希れいかさんのWキャスト。宝塚で男役後、娘役へと転向。2018年「エリザベート -愛と死の輪舞-」でタイトルロールを演じ退団。2019年の東宝版エリザベートは初出演。3歳からクラシックバレエを習い、歌って踊れる元娘役のトップスターです。2015年、2016年のエリザベートで田代万里生さんとフランツ・ヨーゼフをWキャストで演じ、2020年、4年ぶりに戻ってきた佐藤隆紀さん。過去の公演では、儚く運命に翻弄されている様がルドルフ役にまさにぴったりでした。前回公演でルドルフWキャストだった古川雄大さんは今回トートへ。お二人はどんな絡みをしていくのでしょうか。2019年公演をみた個人的な感想ですが、このまぶしいほどの生命力にトートは惹かれたような気がしました。2020年エリザベートは、政府より「緊急事態宣言」が発出されたことを受け全て公演中止となりました。