「分かる」「判る」「解る」をどういう場面で使うのか教えてください。補足意見です。漢字をあてる場合、分る/判る、越える/超える、早く/速く、などの一部の語では厳密に使いわけることができないと思います。このような漢字を区別し 以上、書き出すときりがありませんので、原稿を書いていて気になったところから直していきましょう一般的には読めない漢字を子どもの名前に使う“キラキラネーム”が流行り出して久しいですが、近年、日本にはたくさんの“当て字”が生まれています。それに伴い、長年誤って使われてきた当て字言葉も、現代では常用漢字のような扱いを受けています。しかし、いくら現代に馴染んでいるとはいっても、原稿上は使用すべきでない言葉も多く含まれています。つい使ってしまうけれど、本当は当て字である言葉には、どんなものがあるのでしょうか。お問い合わせいただきましたら、担当の編集者がご対応いたします。そこで今回は、使うべきなのか、やめるべきなのか・・・ついつい迷ってしまう言葉をピックアップしました。自分で書いた原稿にも同じ言葉が使われていないか、チェックしてみましょう。原稿内容やご要望に沿ったご提案やお見積もりをご提示いたします。幻冬舎グループ特約店(150法人4,000書店)を中心とした全国書店への流通展開を行います。ひらがな・漢字、どちらも間違いではないけれど、使用するタイミングを計らなければいけない言葉、前後の文脈や伝える相手、目的などによって変化する言葉もあります。© GENTOSHA RENAISSANCE SHINSHA inc. 大辞林 第三版 の解説 ( 動 ラ 五 [ 四 ] ) 物がほかの物に取り付けられたり、支えられたりしてそこにある。 《 懸・掛 》 ① 上方に掲げられる。ぶらさがっている。 「 壁に絵が-・っている 」 「 凧 たこ が木の枝に-・る 」 「 大きな看板が�
以下の補助動詞も使い方に注意 「期待がかかる」は「懸かる」「掛かる」「かかる」のどれを使うか。いずれも間違いではありませんが、「懸」と仮名書きがともに4割超でした。新聞・通信社では仮名書きを慣用と認めている社もあり、漢字 … なんだ、答えが出ているじゃないか、と思われるかもしれません。しかし、ここで「問答集」が挙げている例にしても、「願を懸ける」は名詞にすると「願掛け」と書かれるのが普通で、「かける」の書き方が安定しているとは言えません。「期待を懸ける」の評価についても留保が必要でしょう。明鏡国語辞典は、先ほど引いた「かける」とは別に、「かかる」の項目の一節では「迷惑や負担など、好ましくないことが身に及ぶ。また他が抱いた情念の影響などが身に及ぶ。『他人に迷惑が―』『何かと世話の―人だ』『優勝[謀反]の期待[疑い]が―』」という説明および用例を挙げています。「情念の影響」とは何だかすごい。これから東京五輪に向け、質問のような言い回しは頻々と登場しそうです。ここで皆さんの意見を伺って、表記についての考え方を固めておきたいところです。漢字での書き分けは、どちらの表記も可能だが、いずれも決め手に欠けるという印象を受けます。それならば仮名書きの方が誰にも受け入れやすいという考え方もあるでしょう。「掛」は「当たるも八卦(はっけ)」の「卦」に手偏が付いたもの。すなわち「掛は筮竹(ぜいちく)を指に掛けて別(わ)ける意である」(白川静「字統」)と言います。「掛かる/掛ける」という表記は、物を何かに引っかける場合など広く一般的に使われ、毎日新聞用語集は「かかる・かける」の使い分けに当たって「掛」を「一般用語」としています。広く使えるなら「期待が掛かる」でもよいだろう――そう考えることはもちろん可能です。明鏡国語辞典(2版)は「かける」の項目の表記を「掛ける(懸ける・架ける・賭ける)」としており、一般的には「掛」が使えると示唆しつつ、個別の意味について違う表記を使う場合もあるといいます。「『願い[願]を―』『期待[希望]を―』などの形」の表記は「『懸ける』とも」としていますが、それは同時に「掛ける」でも構わないということです。いずれの表記でも間違いにはなりませんが、漢字で書くならば「懸かる」とする人が「掛かる」を選んだ人の3倍あまりで、4割超を占めました。ただし、平仮名の「かかる」を選んだ人も「懸かる」と同じぐらいあり、漢字書きにこだわらない人も多いようです。新聞・通信社の用語集の中で「かかる/かける」の項目に「期待が~」とする用例を挙げているのは2点。そのいずれもが「慣用」を理由として「期待がかかる」と仮名書きにすることを定めています。文化庁の「言葉に関する問答集20」(1994年)は「『懸ける』と『架ける』と『掛ける』」の項目で、「懸」について「『心にかける』というような意味で、『かける』という語は、①願いや望みを託す。――期待を懸ける。願を懸ける。(中略)など、いろいろな意味で用いられるが、これらに対応する『かける』には、『懸』を使うことになるであろう」と言います。受信ボックスか迷惑メールフォルダを確認して登録手続きを完了してください。とはいえ、質問のようなケースで使い分けに迷うのは「掛」と「懸」の二つではないでしょうか。毎日新聞の用語集は、残念ながら「期待がかかる/~をかける」という用例を挙げていません。「思いを懸ける」という例が、何かに思いを託すという意味で、それに近いでしょうか。一方で「疑いが掛かる」のような例も載せており、他者から何かをかぶせられるような意味合いでは「掛かる」もあり得るのかと思わせます。表記については「『掛』は広く一般に使うが、かな書きも多く(中略)、実質的な意味が薄れたものは積極的にかな書きにされる」と言います。こちらでは「かける」の時と違い、「期待」には「懸かる」を使うとしないのですが、「掛」よりは平仮名が通用していると考えているようです。「かかる/かける」の表記に関する質問です。これは同訓異字の使い分けが多い言葉の一つで、毎日新聞用語集は「掛かる・懸かる・架かる」の使い分けを載せていますが、ほかに「係る」や「罹る」が問題になる場合もありますし、「かける」では「賭ける」も使い分けの対象になり得ます。漢字を選んだ人の間では「懸」が優勢です。「懸」の元の形は「縣」で、行政単位の「県」の旧字体。「首を逆さにぶら下げる」ことを意味した文字でしたが、行政区分に使われるようになり、ぶら下げる意は「心」を付けて分離し「懸」になったとのこと。心にかけることや気がかりなことも指します。結局のところ、いずれの表記も誤りではないとは最初に断った通りですが、やはり決め手になる要素はないようです。しかし、アンケートの結果が「かかる」と「懸かる」を推しているというのは当てにしてよい事実であろうと考えます。多くの人に受け入れやすい書き方として、「期待」のような言葉については「懸かる/懸ける」「かかる/かける」のいずれかを使うことをおすすめします。 ひらがな・漢字、どちらも正解の言葉 .
掛かる・懸かる・掛る・懸る (読み)かかる. 「変わる」「代わる」「替わる」「換わる」の使い分け方は、熟語に置き換えて考えると分かりやすい。 変わる(変える)は、「色が変わる」「形が変わる」など、物事の状態や様子が、それまでと違った状態になること。 公文書で異字同訓の漢字の正しい使い分け方 ... 個人情報保護制度において外部提供の制限がかかる場合とは? 個人情報保護制度におけるサーバ・システム利用の注意点とは? 自己情報開示請求とは?事務の流れと運用の注意点を分かりやすく解説; 自己情報の訂正、削除、利用中止の請求方法 今回は「掛かる」と「架かる」という2つの同訓異字について解説します。 「かかる」 は漢字を用いずに平仮名で書く機会が多い言葉かもしれません。 実は「時間がかかる」などの「かかる」にも漢字を用いることが出来ますが、日常生活の中では使われることが少なくなってきています。 ひらがな・漢字、どちらも間違いではないけれど、使用するタイミングを計らなければいけない言葉、前後の文脈や伝える相手、目的などによって変化する言葉もあります。 <例> 有難う=ありがとう 下さい=ください .