観光船でルシャ湾へ. 大瀬初三郎さんが行ってきたことは日本では奇跡的とも言えるヒグマとの共存、知床の核心部であるルシャ地区を管理し様々な調査研究団への惜しみない協力の提供など、人間とヒグマの共生、また自然との調和を成し遂げ得てきた人物なのである。 大瀬初三郎さんは世界遺産にも登録された北海道・知床半島のルシャ川付近で定置網漁を長年行ってきた。この地域は大変自然豊かで、サケ・マスなどの河川を行き来する海洋系生態生物と陸上生態系の生き物たちが豊富に住んでいる場所だ。陸上生物はシマフクロウ、オジロワシ、そしてヒグマなどの野生生物が知床半島の中でも最も密集していている中心部となっている。そのためこの地域は”特別保護指定区域”にも指定されている。毎年国内では「人がクマに襲われた」というニュースを聞くことがある。時に人の命さえも失うほどの凶暴さを持つ野生のクマであるが、なんとその野生のクマと共存して生きる人物がいるという。以前は国立公園や国指定鳥獣保護区の特別保護地域であったとしても、漁業施設周辺にヒグマが発見されれば即刻駆除することが一般的なルールであった。と話す。それでも水揚げの干したホッケを狙ってヒグマが浜の小屋に来れば、大瀬初三郎さんは「クマにも躾が必要」と棒一本でヒグマを追い払う。まるで飼い犬を躾けるような雰囲気で行っているが、相手は野生のヒグマなのだ。大瀬初三郎さんが行ってきたことは日本では奇跡的とも言えるヒグマとの共存、知床の核心部であるルシャ地区を管理し様々な調査研究団への惜しみない協力の提供など、人間とヒグマの共生、また自然との調和を成し遂げ得てきた人物なのである。場所は世界遺産にも選ばれた北海道知床の海。そこで昔から漁師として生きる大瀬初三郎さん。彼はヒグマの密集地でもある知床でヒグマと共に生きているという。現在、ルシャ地区では人間とヒグマが良い意味で互いに無視し合うことでお互いが共存していける平和な地域になった。その状態は世界的に有名な自然保護区に匹敵するくらいになっているという。大瀬さんの取り組みは国立公園内にある多くの定置網漁業にも影響を与えた。また、知床での漁業活動とヒグマとのトラブルも大幅な減少へと転じることに成功している。大瀬初三郎さんは1964年、知床が国立公園に指定された年にルシャ地区の定置網漁で漁業を営んできた。以降、この時を訪れる公園管理関係者や研究者らに惜しみない協力をしてきた。同地区に住む大瀬さんと仲間の漁師らの協力が各種管理関係者や公園の管理活動に必要不可欠であった。また、この地域の自然環境やヒグマの存在を知らずに訪れる公園利用者の指導なども行い、人々の安全も守ってきた。職歴:斜里町宇登呂漁業組合・知床丸共同漁業部の船頭(※船頭は15人程度の漁師が関わる定置網漁の現場責任者)しかし、大瀬さんはこれを改革した。1980年代ごろからヒグマを誘導してしまうゴミ問題や食糧の管理を徹底し、必要以上に人為的な介入をしなければヒグマと人間の共存が可能であることを見出した。そんなヒグマと共生してきた大瀬初三郎さんについて気になったので調べてまとめてみた。 そもそも ヒグマ密度の高い知床のなかでも、とりわけ密集しているのがルシャ です。そのため、ヒグマとばったり、というリスクがあまりにも大きいです。 ルシャ湾でヒグマを見るには、観光船でのアプローチしかありません。 . 野生の #ヒグマ を叱って追い払う伝説の男 #大瀬初三郎 さん 世界有数のヒグマの密集地帯“ルシャ”と呼ばれる地区で大瀬さんたちに密着 そのとき、不思議なことが起きた・・・。 #nhkスペシャル #ヒグマと老漁師 #世界遺産 #知床 を生きる 「ルシャ」はアイヌ語で「浜へ降りていく道」という意味。その名の示す通りルシャ湾は断崖絶壁が続く知床半島のオホーツク海側で数少ない岩場の海岸だ。真夏でも風速2~30メートルの強風が吹く自然環境の厳しい場所。 昨夜 夜10時より bsにて 知床 ルシャ川で 定置網漁を行う 大瀬さんの 物語をやっていました。知床半島 ウトロの先にある ルシャ川。「カムイワッカ湯の滝より先は 関係者しか 車入れない。」ヒグマ王国と言われるくらい、多くのヒグマが生息しているらしい。 「nhkスペシャル」に北海道知床の特別保護地域で56年間、漁師をしており、ヒグマとの共存を実現した人物である大瀬初三郎さんが出演!今回は、大瀬初三郎の経歴は?漁師生活やヒグマへの保護活動が凄い!ということで気になることを書いています。 ルシャは、知床半島の中ほど、ウトロの少し先端よりにある、ルシャ川の河口付近にあり ます。 大瀬さんは青森の漁師の家に生まれたが生活が厳しく、23才の時故郷の青森県を離れて 出稼ぎ漁師として知床にやってきました。 ヒグマと老漁師~世界遺産・知床を生きる~ nhk総合【NHKスペシャル 選】|JCCテレビすべて 去年9月、ルシャを揺るがすもう一つの事態が起きた。世界自然遺産の調査団が視察にやって来た。ヒグマのおやじ大瀬初三郎は漁師の代表として呼び出され 半島番屋の船頭で知床の生態を知り尽くしている、本当に素朴で純粋なおじいさん!私が最初に行ったころには俳優の菅原文太さんや作家の立松和平さんがいらっしゃったりと「へき地の中のへき地にどうしてこのような有名人が?」と驚いていたことを今も鮮明に覚えています。でも全ては、この大瀬さんの人柄に惚れて、自然と大瀬さんの人柄を求めて有名な方々もお越しになっていたのだと思います。Copyright © トータルヘルスケアグループ All Rights Reserved.私の娘が小学生の時、一緒に「ルシャの番屋」に連れてゆき、ルシャ川でサーモン釣りをしていたところ、突然、親子熊と至近距離で出くわすハプニングがありました。娘がサーモンを引き上げている最中で全く身動きが取れず約2mの距離までクマが大接近するというピンチの状態に!すると、はるか遠くから監視をして下さっていた大瀬さんが車を飛ばして現場まで駆けつけて下さり、そして大瀬さんが大声で発した「コラ!」の一声でクマが頭を下げて退散するという信じられない光景を目にしました。COVID-19の緊急時事態宣言によって「不要不急の外出」の自粛が求められている今、皆様どのようにお過ごしでしょうか?実はこの番屋には往診がてらにオリンピックの金メダリストや世界選手権の金メダリストに同行してもらったことがあります。この世界の第一線で戦っている選手たちも大瀬さんの人柄には敬意を抱き感動していたことがとても印象的でした。 観光船でルシャ湾へ.
知床にある、漁師さん達の番屋。 私がそれを知ったのは、一昨年の12月に、北海道新聞を見てからだった。 世界遺産になろうとしている知床を、数回の連載によって、取材していた。 その、確か第二回に、知床にある、「ルシャの番屋」と言う記事が掲載されていた。 ルシャは、知床半島の中ほど、ウトロの少し先端よりにある、ルシャ川の河口付近にあり ます。 大瀬さんは青森の漁師の家に生まれたが生活が厳しく、23才の時故郷の青森県を離れて 出稼ぎ漁師として知床にやってきました。 ヒグマが密集して住んでいる知床半島・ルシャで漁師をしている大瀬さんと漁師仲間が、ヒグマと隣り合わせに暮らし ヒグマを駆除することなくヒグマを叱り、ヒグマと共に暮らす様子を捉えたドキュメン …
知床にある、漁師さん達の番屋。 私がそれを知ったのは、一昨年の12月に、北海道新聞を見てからだった。 世界遺産になろうとしている知床を、数回の連載によって、取材していた。 その、確か第二回に、知床にある、「ルシャの番屋」と言う記事が掲載されていた。 その方は私がよくお世話になった知床半島ルシャの「番屋」の大瀬初三郎さん(84歳)という方です。 知床ウトロでの経験 私は20年前に知床に興味を抱き、ウトロの街を知るきっかけになりました。 19号番屋は知床岬に行く途中、ルシャのあたりにある番屋です。ヒグマが良く出没することでも有名な場所です。番屋とは何か、そして19号番屋とはどんなところかお話します。 知床岬へ行く途中にはいくつか小さな小屋があり、番屋と呼ばれています。
そもそも ヒグマ密度の高い知床のなかでも、とりわけ密集しているのがルシャ です。そのため、ヒグマとばったり、というリスクがあまりにも大きいです。 ルシャ湾でヒグマを見るには、観光船でのアプローチしかありません。 .