オリンピック. カップさんは、国立競技場内にあった不自然な英語表記をツイッターで紹介する一方、ニューズウェーク日本版の電子版やジャパンタイムズのオピニオン欄にも寄稿。日本の顔となるはずの国立競技場に1千億円以上も投じながら、なぜ英語表記に十分思いを巡らせることができなかったのかと論じた。外国語表記を考える際、プロ翻訳者のチェックを経ていなかったり機械翻訳に頼り切ったりしているのが原因ではないかと推測する。その上で、外国語に翻訳する際は、正しい表現であるかどうかをプロの通訳者や翻訳者に必ず確認する必要があると説く。「Calm down, cool down」は誤解を招きかねないと問題視するのは、異文化コミュニケーションが専門の鳥飼玖美子・立教大名誉教授だ。「命令形で『落ち着け』と言っている。失礼な印象を受ける」と話す。日本では、競技を見に来て興奮すると部屋に閉じ込められるのかと、意図しない形で解釈される恐れもあると言う。「文法的に間違っていないだけにより深刻だ」。国立競技場を管理運営する「日本スポーツ振興センター」によると、「Joho no Niwa」はイベント用のエリアを指すという。日本スポーツ振興センターの広報担当者は取材に「Calm down, cool down」などの英語表記について「現時点で変更する予定はない」。どちらも何を意味するのか分からなかったという。「五輪は世界的な一大イベントですよ。大勢の人が訪れるのだから細かいところまで考えるべきだった。意味が分からない看板があると残念な気持ちになります」日本勤務が長い米紙ウォールストリート・ジャーナル編集委員で、英国出身のアラスター・ゲイルさんは昨年12月15日、報道関係者向けのお披露目イベントに参加した。完成したばかりの競技場を6時間かけて見て回ったという。競技場は「ピッチが見やすく、デザインもすごく良かった」(ゲイルさん)。それだけに不自然な英語表記が、際立っていたという。「Calm down, cool down」「HELLO, OUR STADIUM」ーー東京五輪・パラリンピックのメインスタジアムとなる国立競技場を巡り、場内にあった英語表記の案内板などが「奇妙で意味不明だ」との声が上がっている。海外メディアの記者や英語が母国語の識者がSNSに相次いで投稿。「日本が笑いものにされるだけでなく、混乱を招く恐れがある」と懸念する意見も出ている。(共同通信=松本鉄兵)鳥飼氏は、日本人の言語に対する意識は前回の五輪からほとんど変わっていないと苦笑いする。「単に英語で表記すればいいということではなく、その言葉を見た人がどう受け止めるか、どう表現したら正確に情報が伝わるかという視点が大事だ。それこそがおもてなしの心ではないのか」と話す。Facebook で「いいね」を押すと、似たようなストーリーをご覧いただけますかつては企業で働く若い女性を和製英語で「BG」(ビジネスガール)と呼んだ時代もあった。しかし英語圏では「接客業」と受け止められるとして、NHKが1964年の東京五輪を前に放送禁止用語にした。間もなく「OL」(オフィスレディー)という新たな和製英語が生まれた。大阪市の地下鉄を運行する大阪メトロでは昨年、公式サイトの外国語ページに、路線名の「堺筋」を「Sakai muscle」(堺 筋肉)とする誤った英訳を掲載していたことが判明。また「3両目」を「3 Eyes」、駅名の「天下茶屋」を「World Teahouse」と表記していた。自動翻訳ソフトが原因だった。米国出身で、異文化コミュニケーションが専門のロッシェル・カップ北九州市立大教授は、お披露目イベントの際に使われたキャッチフレーズ「HELLO, OUR STADIUM」との表現に違和感を抱いたという。「日本人にとっては分かりやすいかもしれませんが、英語にはない表現で、最初に見たときはとても奇妙だった」と戸惑う。「Calm down,cool down」は障害がある人の利用を想定しているといい、大勢の中から視線を遮り気持ちを落ち着かせるスペースだという。壁の色を暖色系にするなど配慮した。ただ公共空間での導入例が少なく、バリアフリーに取り組む「交通エコロジー・モビリティ財団」が東京五輪に向けて策定したピクトグラム(図記号)を参考にしたという。同財団の担当者は、新しい概念であるため理解しづらかったのかもしれないと話す。またきちんとした定義づけもされていないためピクトグラム化の作業は難しかったという。策定メンバーに言語を扱う専門家は入っていなかった。 Feedly. カップさんは、国立競技場内にあった不自然な英語表記をツイッターで紹介する一方、ニューズウェーク日本版の電子版やジャパンタイムズのオピニオン欄にも寄稿。日本の顔となるはずの国立競技場に1千億円以上も投じながら、なぜ英語表記に十分思いを巡らせることができなかったのかと論じた。外国語表記を考える際、プロ翻訳者のチェックを経ていなかったり機械翻訳に頼り切ったりしているのが原因ではないかと推測する。その上で、外国語に翻訳する際は、正しい表現であるかどうかをプロの通訳者や翻訳者に必ず確認する必要があると説く。「Calm down, cool down」は誤解を招きかねないと問題視するのは、異文化コミュニケーションが専門の鳥飼玖美子・立教大名誉教授だ。「命令形で『落ち着け』と言っている。失礼な印象を受ける」と話す。日本では、競技を見に来て興奮すると部屋に閉じ込められるのかと、意図しない形で解釈される恐れもあると言う。「文法的に間違っていないだけにより深刻だ」。国立競技場を管理運営する「日本スポーツ振興センター」によると、「Joho no Niwa」はイベント用のエリアを指すという。日本スポーツ振興センターの広報担当者は取材に「Calm down, cool down」などの英語表記について「現時点で変更する予定はない」。どちらも何を意味するのか分からなかったという。「五輪は世界的な一大イベントですよ。大勢の人が訪れるのだから細かいところまで考えるべきだった。意味が分からない看板があると残念な気持ちになります」日本勤務が長い米紙ウォールストリート・ジャーナル編集委員で、英国出身のアラスター・ゲイルさんは昨年12月15日、報道関係者向けのお披露目イベントに参加した。完成したばかりの競技場を6時間かけて見て回ったという。競技場は「ピッチが見やすく、デザインもすごく良かった」(ゲイルさん)。それだけに不自然な英語表記が、際立っていたという。「Calm down, cool down」「HELLO, OUR STADIUM」ーー東京五輪・パラリンピックのメインスタジアムとなる国立競技場を巡り、場内にあった英語表記の案内板などが「奇妙で意味不明だ」との声が上がっている。海外メディアの記者や英語が母国語の識者がSNSに相次いで投稿。「日本が笑いものにされるだけでなく、混乱を招く恐れがある」と懸念する意見も出ている。(共同通信=松本鉄兵)鳥飼氏は、日本人の言語に対する意識は前回の五輪からほとんど変わっていないと苦笑いする。「単に英語で表記すればいいということではなく、その言葉を見た人がどう受け止めるか、どう表現したら正確に情報が伝わるかという視点が大事だ。それこそがおもてなしの心ではないのか」と話す。Facebook で「いいね」を押すと、似たようなストーリーをご覧いただけますかつては企業で働く若い女性を和製英語で「BG」(ビジネスガール)と呼んだ時代もあった。しかし英語圏では「接客業」と受け止められるとして、NHKが1964年の東京五輪を前に放送禁止用語にした。間もなく「OL」(オフィスレディー)という新たな和製英語が生まれた。大阪市の地下鉄を運行する大阪メトロでは昨年、公式サイトの外国語ページに、路線名の「堺筋」を「Sakai muscle」(堺 筋肉)とする誤った英訳を掲載していたことが判明。また「3両目」を「3 Eyes」、駅名の「天下茶屋」を「World Teahouse」と表記していた。自動翻訳ソフトが原因だった。米国出身で、異文化コミュニケーションが専門のロッシェル・カップ北九州市立大教授は、お披露目イベントの際に使われたキャッチフレーズ「HELLO, OUR STADIUM」との表現に違和感を抱いたという。「日本人にとっては分かりやすいかもしれませんが、英語にはない表現で、最初に見たときはとても奇妙だった」と戸惑う。「Calm down,cool down」は障害がある人の利用を想定しているといい、大勢の中から視線を遮り気持ちを落ち着かせるスペースだという。壁の色を暖色系にするなど配慮した。ただ公共空間での導入例が少なく、バリアフリーに取り組む「交通エコロジー・モビリティ財団」が東京五輪に向けて策定したピクトグラム(図記号)を参考にしたという。同財団の担当者は、新しい概念であるため理解しづらかったのかもしれないと話す。またきちんとした定義づけもされていないためピクトグラム化の作業は難しかったという。策定メンバーに言語を扱う専門家は入っていなかった。
ニュース. Pocket.
Helpful for pronunciation but not understanding.新国立競技場の英語表記おかしいと炎上していますが、その経緯を見てゆきましょう。さらに話がややこしいのは、駐車場業界最大手企業に月極定礎グループというのがあって、ここが経営する駐車場で、社名ではないかという話も出てきました。「OCHABA(オチャバ)浅草」にはどんなおすすめメニューがあり、どんな口コミ評価がされているのでしょうか。 2020年2月22日、日本茶クレープ専門店「OCHABA(オチャバ)」が東京・浅草のオレン ...いつもお手頃価格で安の庶民の味方の松屋で 現在大きな話題となっている『シュクメルリ』という メニューが出たことをご存知でしたか…!? 松屋で人気のメニューなら一度は食べてみたいですが… シュクメルリと ...各新聞社の記事が出ていて、あれだけもめたのに、全国の木材がひさしや大屋根に使われ、自然と調和したデザインとなっているなどと称賛している記事が多くて、辛口のマスコミにしては、意外な感じがしていました。きっと、記者として国立競技場の内覧会に出て、写真とともに、にあるように、ハロー(こんにちは)だねと軽くツイートしたのだと思えます。 オリンピックの開催が決まると、街が急速に再開発されます。大会に使用する競技場だけでなく、高層ビルの建設ラッシュや、大きな道路や鉄道の新規開通などが見られ、今回の『東京五輪』(2020)の際も同様に、大規模な街作りが行われました。 はてブ. 2020/02/24 10:30. スポーツ. Like this one. 新国立競技場 【東京五輪】新国立競技場の英語表記がムチャクチャだと話題に. 2020年東京五輪・パラリンピックのメインスタジアムとして11月に完成した国立競技場の内外の報道陣へ向けた内覧会が12月15日に行われました。ここで、同時に「月極駐車場募集中」 “the moon ultra parking”の写真をのっけたことから話が逸れはじめてややこしくなったようです。私が若い頃一世を風靡したすた丼ですが、今回の感染症対策として「免疫アップ!」をかかげて 「超ニンニクすた丼」という通常の5倍以上の量のニンニクが入っているとか。 私もニンニクが大好きすぎて、「明日誰に ...どこが担当したか調べてもよくわかりませんが、“the moon ultra parking”の責任まで取らされたら、たまりませんね。スポーツ観戦で出るアドレナリンをエネルギー源として生きています^^ネットユーザーは月極駐車場に、次々と反応して、話が広がり、新国立競技場の英語表記は全体が問題だという話になってしまいました。イープラスはなぜ新型コロナのイベント中止代を全額負担できるのか? 2020年3月5日にイープラスが非常に心強い発表をしました。 イープラス通じて「この未曾有の事態を受け、当社では熟慮の末に2020年2 ...Copyright© テニスマニア1 , 2020 All Rights Reserved.また、東京2部市場上場とありましたが、現在Yahooファイナンスで検索しても出てきません。日本では、2014年から「環状交差点」と名付けられて導入されたラウンドアバウトは、現在どの場所にどれくらいあるのでしょうか? 効果がすごいのは本当なのでしょうか、問題点はないのでしょうか?考えてみまし ...New stadium is great but some weirdness in the signage. B!