たしかに、馬体重の増減から激走馬が見抜けるケースもあります。しかし前走から馬体重が増えたか減ったかという小さな差異よりも、その馬のポテンシャルを示すことが多い、馬体重そのものに注目した方がオイシイ馬券につながります。レース当日、競走馬はトレーニングセンターから競馬場へ輸送されます。競馬場に到着すれば、すぐにレースに使えるわけではなく、発走60分前までに装鞍所に入る必要があります。斤量の体重比という観点からも、馬体重が大きな馬は有利なのです。体重50キロの華奢な人が10キロの荷物を背負うのと、体重80キロのガタイのいい人が10キロの荷物を背負うのでは、どちらが楽でしょうか? 常識的にいえば80キロの方が楽ですよね。馬体重に対して斤量が11.0%以下の馬(例:馬体重500キロ、斤量54キロ、など)の複勝率が23%あるのに対し、体重比が上がるにつれて複勝率が下がっていき、体重比12.5%以上になると16%にまで落ち込みます。ちなみにダートの大型馬は、セオリーどおり力のいる良馬場や稍重馬場の成績が優秀でした。440キロ以下の小型馬のGⅠ優勝は7頭だけ。それに対して480キロ以上の馬のGⅠ優勝は42頭。その違いはあきらかです。馬体重が400キロ未満の小さな馬は勝率1%。400~419キロでも勝率4%。そこから馬体重が増えるにつれて勝率が上がっていき、もっとも勝率が高いのは540キロ以上の馬で10%。馬体重と競走成績に綺麗な相関関係があることがわかると思います。500キロを超えるような大型馬はパワー型であることが多い。つまり、芝の重・不良馬場のような、力のいる馬場で好走するケースが多くなる。なお、これは私の経験則ですが、差し・追込脚質の大型馬や、夏場の大型馬はやや減点が必要です。しかしJRAが公式発表しているにも関わらず、注目度が低いファクターに『馬体重』があります。JRA最高体重の記録を持っているのはショーグンという馬で、2015年1月17日に640キロを記録しました。このショーグンは出遅れ癖のひどい馬でしたが、パワフルな末脚を持っており、ダートの条件戦で活躍しました。ちなみ最高馬体重での勝利記録を持っているのもショーグンで、626キロでの勝利でした。馬体重の馬券作戦というと、その増減ばかりが取り上げられていました。先ほど一桁キロ程度の増減は気にする必要はないと書きましたが、二桁の変動がある馬となるとさすがに影響が出ます。2012年に『見るだけで「単勝」が当たる“単撃”リスト(東邦出版)』という著書を上梓。以降も積極的に競馬書籍を出版し、ウェブやメルマガなどで活動しております。数多ある予想ファクターの中で、ファンの注目度が低いファクターは何かご存知でしょうか?同じように、体重比が低い方が回収率は高く、体重比が高くなるにつれて回収率は下がっていきます。どちらを狙うべきは説明するまでもないでしょう。馬体重が競走馬のポテンシャルを表わすというのは、GⅠレースの勝ち馬の体重を調べればわかります。飼葉をたくさん食べれば体重は増えるし、少食だと体重へ減る。調教が軽ければ体重は増えるし、ハードトレーニングだと体重は減る。このあたりは人間と同じです。JRA最低馬体重記録は、2011年4月9日のグランローズ330キロ。競走馬の育成技術が向上し、小さい馬は年々少なくなっていたのですが、このグランローズが37年ぶりに最低馬体重記録を更新しました。ちなみにグランローズの戦績は、デビューから4戦して、すべて1着から3秒以上離されて大敗しています。人気競馬書籍の著者で、各種メディアでも活躍する講師陣が、競馬予想に役立つ情報を”完全無料で”お届けします。競馬予想大学には、オッズ・日刊コンピ・過去データ分析・血統・調教と各分野のプロフェッショナルの講師陣が在籍しています。一般的に、ほとんどのスポーツは身体の大きい選手が有利です。格闘技は無論のこと、陸上競技や球技でも、トップクラスの選手はその多くが大きな身体をしています。もちろん、身体が小さくても活躍する選手もいますが、大きな視点でみれば身体が大きな選手の方が活躍する確率は高いといえます。じつは競走馬に関してもまったく同じです。下表に競走馬の馬体重別成績をまとめてみました。競走馬特有の馬体重の増減理由には、いわゆる輸送減りもあります。競走馬は繊細な動物なので、トレセンから競馬場への輸送で汗をかきます。この輸送で10キロ以上体重を減らすような馬もいます。そのため厩舎スタッフは、輸送を考慮して競走馬を仕上げます。また競走馬は糞尿の量も多いため、ボロをしただけでも数キロ減るといわれています。10キロ以上の増減になると成績が低下し、20キロ以上の増減となるとさらに成績は下がります。馬体重の大幅増・大幅減は疑ってかかるのが正解です。レース前に割り算をして、細かい体重比を計算する必要はないと思います。JRAの斤量幅は、48キロ~59キロという狭い範囲内に収まります。つまり馬体重が大きければ、自動的に体重比は小さくなります。夏場に関しては、小回りの競馬場が多いのと、調整の難しさが原因だと思います。小型馬は仕上りが早いのですが、大型馬は仕上げに時間がかかります。公式に発表されており、誰でも目に見えてわかるファクターは、ファンに注目されやすい。具体的にいえば、前走着順、人気、時計、それに騎手、などは素直にオッズに反映されるファクターです。また、調教、血統、生産牧場、コース適性なども、わりに注目している人が多い。これらの要素にひとつでも買える材料がある馬は、穴人気を集めます。大型馬は不器用な馬や大跳びの馬が多いので、馬群を縫うようなレースが苦手であることが多い。後方に構えていると不発のケースがあります。なぜこのような結果が出るのか? それは大型馬の跳びの大きさに起因していると考えられます。大型馬はパワータイプであることが多いのですが、それと同時に跳びも大きくなりやすい。跳びが大きな馬というのは、馬場が渋るとノメるので力を発揮しづらい。そのため、馬場が悪化すると成績も悪化するようです。
たしかに、馬体重の増減から激走馬が見抜けるケースもあります。しかし前走から馬体重が増えたか減ったかという小さな差異よりも、その馬のポテンシャルを示すことが多い、馬体重そのものに注目した方がオイシイ馬券につながります。レース当日、競走馬はトレーニングセンターから競馬場へ輸送されます。競馬場に到着すれば、すぐにレースに使えるわけではなく、発走60分前までに装鞍所に入る必要があります。斤量の体重比という観点からも、馬体重が大きな馬は有利なのです。体重50キロの華奢な人が10キロの荷物を背負うのと、体重80キロのガタイのいい人が10キロの荷物を背負うのでは、どちらが楽でしょうか? 常識的にいえば80キロの方が楽ですよね。馬体重に対して斤量が11.0%以下の馬(例:馬体重500キロ、斤量54キロ、など)の複勝率が23%あるのに対し、体重比が上がるにつれて複勝率が下がっていき、体重比12.5%以上になると16%にまで落ち込みます。ちなみにダートの大型馬は、セオリーどおり力のいる良馬場や稍重馬場の成績が優秀でした。440キロ以下の小型馬のGⅠ優勝は7頭だけ。それに対して480キロ以上の馬のGⅠ優勝は42頭。その違いはあきらかです。馬体重が400キロ未満の小さな馬は勝率1%。400~419キロでも勝率4%。そこから馬体重が増えるにつれて勝率が上がっていき、もっとも勝率が高いのは540キロ以上の馬で10%。馬体重と競走成績に綺麗な相関関係があることがわかると思います。500キロを超えるような大型馬はパワー型であることが多い。つまり、芝の重・不良馬場のような、力のいる馬場で好走するケースが多くなる。なお、これは私の経験則ですが、差し・追込脚質の大型馬や、夏場の大型馬はやや減点が必要です。しかしJRAが公式発表しているにも関わらず、注目度が低いファクターに『馬体重』があります。JRA最高体重の記録を持っているのはショーグンという馬で、2015年1月17日に640キロを記録しました。このショーグンは出遅れ癖のひどい馬でしたが、パワフルな末脚を持っており、ダートの条件戦で活躍しました。ちなみ最高馬体重での勝利記録を持っているのもショーグンで、626キロでの勝利でした。馬体重の馬券作戦というと、その増減ばかりが取り上げられていました。先ほど一桁キロ程度の増減は気にする必要はないと書きましたが、二桁の変動がある馬となるとさすがに影響が出ます。2012年に『見るだけで「単勝」が当たる“単撃”リスト(東邦出版)』という著書を上梓。以降も積極的に競馬書籍を出版し、ウェブやメルマガなどで活動しております。数多ある予想ファクターの中で、ファンの注目度が低いファクターは何かご存知でしょうか?同じように、体重比が低い方が回収率は高く、体重比が高くなるにつれて回収率は下がっていきます。どちらを狙うべきは説明するまでもないでしょう。馬体重が競走馬のポテンシャルを表わすというのは、GⅠレースの勝ち馬の体重を調べればわかります。飼葉をたくさん食べれば体重は増えるし、少食だと体重へ減る。調教が軽ければ体重は増えるし、ハードトレーニングだと体重は減る。このあたりは人間と同じです。JRA最低馬体重記録は、2011年4月9日のグランローズ330キロ。競走馬の育成技術が向上し、小さい馬は年々少なくなっていたのですが、このグランローズが37年ぶりに最低馬体重記録を更新しました。ちなみにグランローズの戦績は、デビューから4戦して、すべて1着から3秒以上離されて大敗しています。人気競馬書籍の著者で、各種メディアでも活躍する講師陣が、競馬予想に役立つ情報を”完全無料で”お届けします。競馬予想大学には、オッズ・日刊コンピ・過去データ分析・血統・調教と各分野のプロフェッショナルの講師陣が在籍しています。一般的に、ほとんどのスポーツは身体の大きい選手が有利です。格闘技は無論のこと、陸上競技や球技でも、トップクラスの選手はその多くが大きな身体をしています。もちろん、身体が小さくても活躍する選手もいますが、大きな視点でみれば身体が大きな選手の方が活躍する確率は高いといえます。じつは競走馬に関してもまったく同じです。下表に競走馬の馬体重別成績をまとめてみました。競走馬特有の馬体重の増減理由には、いわゆる輸送減りもあります。競走馬は繊細な動物なので、トレセンから競馬場への輸送で汗をかきます。この輸送で10キロ以上体重を減らすような馬もいます。そのため厩舎スタッフは、輸送を考慮して競走馬を仕上げます。また競走馬は糞尿の量も多いため、ボロをしただけでも数キロ減るといわれています。10キロ以上の増減になると成績が低下し、20キロ以上の増減となるとさらに成績は下がります。馬体重の大幅増・大幅減は疑ってかかるのが正解です。レース前に割り算をして、細かい体重比を計算する必要はないと思います。JRAの斤量幅は、48キロ~59キロという狭い範囲内に収まります。つまり馬体重が大きければ、自動的に体重比は小さくなります。夏場に関しては、小回りの競馬場が多いのと、調整の難しさが原因だと思います。小型馬は仕上りが早いのですが、大型馬は仕上げに時間がかかります。公式に発表されており、誰でも目に見えてわかるファクターは、ファンに注目されやすい。具体的にいえば、前走着順、人気、時計、それに騎手、などは素直にオッズに反映されるファクターです。また、調教、血統、生産牧場、コース適性なども、わりに注目している人が多い。これらの要素にひとつでも買える材料がある馬は、穴人気を集めます。大型馬は不器用な馬や大跳びの馬が多いので、馬群を縫うようなレースが苦手であることが多い。後方に構えていると不発のケースがあります。なぜこのような結果が出るのか? それは大型馬の跳びの大きさに起因していると考えられます。大型馬はパワータイプであることが多いのですが、それと同時に跳びも大きくなりやすい。跳びが大きな馬というのは、馬場が渋るとノメるので力を発揮しづらい。そのため、馬場が悪化すると成績も悪化するようです。 身近にある50kgの物って何がありますか?本が何冊で50kgとかでも大丈夫です!米(10㎏)が5袋袋セメント(25㎏)が2袋水・お茶等のペットボトル(2ℓ)が25本、6本入りの箱なら4箱+1本 逆にkg重を基準とする場合、1kgf(キログラム重)=0.102N(9.8とで割った数値)変換できるのです。 Nとkgで変換を行っていたのは以前のことであり、いまではkgと区別できるkgfとN が変換可能であることを覚えておきましょう。 よって、1メガパスカルは1m×1mの範囲に100tの重さが作用する状態です。 100tの重さとは、例えば普通車100台分に相当します。 1メガパスカルの力の詳細は、下記が参考になります。